’A study of Loneliness = Beauty in Rottenness’
『寂しさの考察=朽ちていく美しさ』
木内昇氏のコラム『寂しさの考察』より抜粋:
「(略)寂しさには、なんというか、独特の甘やかさが含まれているような気がするのだ。
色あせた本も、ペンキのはげた建物も、すり減った靴も、
そのもののあるべき形こそ失ってはいるが、とても美しく見える。
それらが経た、語られることのない日々が無二の美しさ愛おしさを形作るのである。」
「かつて、建築を専門にしている知人が言っていた。
『汚れが簡単に落とせて手間いらずの外壁や建材ってあるでしょ?
あれって便利なんだけど、古くなったとき、ただ薄汚くなるんだよね。
いい朽ち方をしないの』」
I painted the scrap of the newspaper.
新聞のスクラップをペインティングしてみました。